紫外線とは?
1.紫外線って何?
地表に届く太陽の光には、目に見える光(可視光線)のほかに、目に見えない赤外線や紫外線が含まれています。 紫外線は、その中で最も波長の短い光で、波長の長さによってUV-A、UV-B、UV-Cの3つに分類されます。
UV-C(100〜280nm)はオゾン層に吸収されるため、地表には到達しませんが、UV-B(280〜315nm)とUV-A(315〜380nm)は地上に降り注いでいます。この地上に降り注いでいるUV-BとUV-Aは、皮膚のみならず眼からも吸収され、白内障や眼精疲労、シミ・そばかすの原因になると言われています。
2.紫外線が目の病気の原因に
目には本来、紫外線を防ぐ力が備わっています。通勤時間など日常生活で多少の紫外線を浴びる分には目の機能には問題ありませんが、紫外線によるダメージを長時間を受ければ、目の細胞を破壊してしまい、白内障などの眼病につながる危険性が増えるといえます。
以下、紫外線によるダメージで起こる主な目の病気です。
●白内障:眼のレンズ「水晶体」が白くにごり、視力が無くなってしまう
眼の中でレンズの役割を果たしている水晶体。 この水晶体が白くにごり、物がかすんだりぼやけて見えたりするようになる症状。 根本的な治療法はなく、最終的に症状が進みにごりがひどくなり視力が無くなった場合、手術で水晶体を取り去り眼内レンズを入れる事になります。 このにごりの原因は加齢によるものが多いのですが、紫外線の影響もたいへん大きいと考えられています。
●角膜炎:強い紫外線が角膜の細胞にダメージを与える
海やスキー場でサングラス等なしで、長時間裸眼に紫外線を浴びた場合に起こる症状。 俗に雪目や日焼け目と呼ばれていて、紫外線によって角膜を炎症したことによるものです。目の痛み、角膜の充血、異物感、涙が止まらないなどの症状があります。
●翼状片:紫外線の影響により、白目の一部が異常増殖
翼状片(よくじょうへん)とは、黒目に白目の組織が異常増殖して覆いかぶさる症状。 紫外線を長年浴びてきた高齢者によく発生が見られています。 初期症状では充血や異物感、ドライアイ、眼精疲労などがあり、瞳孔の近くまで白目が侵入すると視力障害を起こす場合もあります。
3.紫外線の肌への影響
紫外線が与える肌への影響には日焼けだけでなくしみ・そばかす・しわやたるみなどがあり、肌の老化の原因の約8割が紫外線によるものであると言われています。 特に目の周りの皮膚は、他の身体の皮膚より薄くデリケートで、紫外線をはじめとする様々な外からのダメージを受けやすい上に対策をしづらい部分です。 UVカット機能を持ったサングラスを掛けることで、眼そのものを守るだけでなく、目元の皮膚の紫外線対策も手軽に行うことが可能なのです。
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